CONCEPT 私たちの思い

自然な住まいへ
塗りかえる

いまの日本の住まいを見ていて、心配になることがあります。コストの削減や効率を重視した建材や工法が優先されるあまり、住む人のからだや心への配慮が後まわしになっているように感じるのです。

なぜネコサリフォームは、これほどまで住まいの健康にこだわるのか。その理由は、もともと土壁を手がける左官業からスタートしたことにあります。

自然から分けてもらった土や水などを用い、その土地の気候を見極めながら、ひと塗りひと塗り、そこで過ごす人を想い、快適な空間をつくりあげていく。それは、「人がすこやかに生きること」を考え続けてきた時間でもありました。

数えきれないほどの現場を手がけて50年以上、私たちがたどり着いた答え。
それは、自然に近い建物ほど、人には居心地がいいということ。

昔とまったく同じではなくても、時代に合った方法で、住まいはもっと快適になる。「一人ひとりにとっての自然な住まい」をとことん考え、すこやかに塗りかえる。そこに、私たちにしかできない仕事があると思うのです。